映画「レイジング・ドッグス」のあらすじと感想【結末のネタバレあり】

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       wikiより

1974年のイタリア映画のリメイクとなる「レイジング・ドッグス(英語題)」日本では未放送の今作品をWOWOWが初放送しました。

以下は「レイジング・ドッグス」のあらすじと感想です。感想は映画の結末、ネタバレを含みますので未視聴の方はお気を付けください。

「レイジング・ドッグス」のあらすじと予告動画

サブリ、マニュ、ヴァンサンは出所したばかりのリーダー格の男につれられ大都市の銀行を襲う。

しかし、ことは計画通りに進まなかった。サブリは警察官を殺してしまい、リーダーは警察に撃たれて命を落とす。

リーダーを失ったサブリ、マニュ、ヴァンサンは警察に追われながら銀行の近くの駐車場にいた旅行中の女性と中年男性、そして中年男性の娘の三人を人質にとる。

サブリ達は人質を無理やりつれて車を走らせる。男性の娘は病気で、定期的に注射を刺されて目を覚ますことはなかったが、数時間後に腎臓移植が迫っていた。

サブリは男性に娘の移植には間に合わせる、とだけ約束し、車を走らせる。

車内では傲慢なサブリの態度にイラつかせるヴァンサン、ヴァンサンに借りがあるため逆らえないマニュ、助かるためにマニュの気を引こうとする人質女性。

数人の奇妙な駆け引きが始まり、やがてサブリ、マニュ、ヴァンサンの人間関係も壊れていく。

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レイジング・ドッグス キャスト

左が役名

娘の父親■ランベール・ウィルソン(「タイムライン」「マトリックスレボリューションズ 」)

サブリ■ギヨーム・グイ(「ザ・クルー」「ぼくを探しに」)

旅行中の女性■ヴィルジニールドワイヤン

マニュ■フランク・ガスタンピド

ヴァンサン■フランソワ・アルノー

レイジングドッグスの感想【結末ネタバレ】

狂犬病を意味する「レイジングドッグス」。予告からワクワクしていたんですが、率直な感想は「後味のすっきりしない映画」でした。

物々しい雰囲気で映画がスタート。サブリ、マニュ、バルサンヴァンサンの三人はリーダー格の男に引っ張ってもらいながら計画を進めます。

計画では銀行から大金を盗み皆で山分け、山分けした後はみんなで国境を超えて外国へ密入国する予定でした。

しかし、悲しい事にリーダーは怪我をし、みんなを行かせるために警察とやりあい、あっけなく殺されます。さようなら僕らのリーダー。

リーダーを失ったドッグたちはあたふたし、人質をとったまま大金をのせた車を走らせます。

強盗が初体験♡とはいえ、この三人がまぁ知性のない三人組。恐らくリーダーが知性担当だったんだろうけど、こんなに頭悪い強盗は初めて。

珍道中を繰り広げた映画、結末は「人質にとられていた男性と少女は親子ではなく、男は実業家の夫婦から娘をさらった誘拐犯だった」というもの。

だから娘が病気と言うのも勿論嘘で、定期的に注射をして眠らせていたのは自分が少女の父親ではないことをバレないようにするため

結果的に彼は人けのない場所で強盗三人を殺し、人質の女性を殺し、強盗達の金を奪い、少女を誘拐したまま逃亡します。

エンディングクレジットが終わった後に誘拐された少女が目を覚まして、こっちをじーっと見る映像が少しだけ映るんだけど、それがなんとも切ない。

結局この男性は金目的で少女を誘拐したけど、お金はもう手に入ったし(強盗達が盗んだやつ)少女を実の親に返す必要も、リスクをおかして身代金をもらう必要もないんだよね。

そうなると、やっぱり少女は殺されちゃうんだろうな…。

最初は人質になった女性が実は警察!とかそうゆうオチかな、と思ったけど違った。ただただ可哀想な女性だった。

三日前に結婚した旦那とハネムーンの旅行中に事件に巻き込まれて、そして最後には同じ人質仲間だと思っていた人に殺される。これほど可哀想な人も中々いない。

強盗三人組の中ではマニュさんが一番好き。あの人は三人の中でもクズではなかったと思う。でもヴァンサンバルサンに借りがあるから逆らえない。それに気が優しいから男社会では優位にたてず、劣等感を感じてる。

良い父親になるチャンスもあったろうに、なんだってあんな奴らと手を組んだのかな…。

男社会は縦社会だし、今回の映画みたく「自分が支配している立場だと思っていたら、実は支配されていた」的な内容は色々と考えさせられるものがあります。その中に放り込まれた女性の立場についても。

「レイジングドッグス」、94分間しかないし観て損はないと思う。ただそこまで期待しなくてもいいかな?という感じ。

この映画みたく主人公が強盗の内容だったらベンアフレック主演の「ザ・タウン」の方がストーリー的には面白いと思うのでおすすめ。アベンジャーズのホークアイで有名なジェレミー・レナー氏も出演してるよ。

カテゴリー:映画の感想

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