韓国映画「少女は悪魔を待ちわびて」のネタバレとあらすじ【WOWOW】

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少女は悪魔を待ちわびてのキャスト

監督/脚本 モ・ホンジン

現在ナム・ヒジュ ◆ シム・ウンギョン

殺人犯キム・ギボム◆ キム・ソンオ

デヨン刑事◆ ヨン・ジェムン

韓国で2016年3月に上映されて話題を呼んだ韓国映画、少女は悪魔を待ちわびて(原題:Missing you 君を待ちながらと訳される事も)がWOWOWにて日本初放送されました。

監督、脚本は「俺たちの街」のモ・ホンジン。ヒロインを演じるのは「怪しい彼女」「韓国版 のだめカンタービレ」のシム・ウンギョン。

この記事では映画のあらすじ、登場人物(キャスト)、感想などを書いてます。ネタバレを含みますので未見の方はお気を付け下さい。

少女は悪魔を待ちわびての評価

公開第1週目から同時期に公開された作品の中でも好成績を記録しました。

上映箇所が少ない映画でありながら、公開第一週目には30万人の観客を動員しました。

また、主演のシム・ウンギョンの演技が光ったのは、悪役を演じたキム・ソンオのおかげという声も。

彼はギボムの役作りの為に72kgあった体重を56kgまで落としました。

少女は悪魔を待ちわびてのあらすじ

主人公ヒジュは刑事の父親と薄暗い半地下の部屋で二人暮らし。母親は多額の借金を抱え、蒸発した。それでもヒジュは料理上手な父親と幸せに暮らしていた。

ある日、ヒジュの父親は男に首を刺され、死んでしまう。

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殺人犯の名前はキム・ギボム。彼は7人もの人間を殺害したが、証拠が不十分なため一つの罪でしか実刑をうけず、15年後には刑務所から出所した。

ヒジュの父親を慕っていた部下のデヨンはギボムを監視するよう部下に命じる。

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デヨンと同僚たちに可愛がられ成長したヒジュ。可憐で純粋、誰にでも好かれる存在だったが、心の中では幼少期に父親を殺したギボムへの復讐の機会をうかがっていた。

ギボムが出所した直後、ギボムが買った娼婦とその連れの男が首をナイフで切られ、殺される。しかし、犯行の手口がギボムのものと異なり、証拠もないため警察はギボムを逮捕できない。

ヒジュはギボムを追いかけるうちに、過去の連続殺人と出所してから起きた殺人事件の全てがギボムの仕業ではなかったことをつきとめる。

「殺人犯はもう一人いる。ギボムは刺すのが好きな男、もう一人は切るのが好きな男」

切るのが好きな男、その男の名前はチョン・ミンス。ミンスはギボムと友人だったが、彼こそ15年前にギボムを警察に売り渡した男だった。

密告者がミンスだったことを知ったギボムは「熟睡できるのは今日までだと思え」と、精肉店で働くミンスを脅す。

ホテルの部屋に帰ったギボム。しかし、ベッドの上にはラップで巻かれ、首に犬の首輪をつけられたミンスの死体が転がっていた。

部屋に隠れていたヒジュは顔が見えないように後ろからギボムの腰椎をナイフで刺し、ベッドに押さえつけた。腰椎を刺され身動きができないギボム。

ヒジュはこれは復讐だという事をギボムに伝え、部屋を出る。

自分を襲い、自分が狙っていた獲物ミンスを殺した人間は誰なのか。

殺人容疑で追われる身になったギボムは警察から逃げながら、15年前に殺した男の娘が自分に復讐しようとしていることを知る。

ギボムに狙われている事を知ったヒジュは、薄暗い森の中に逃げ込む。後を追いかけるギボム。

やがてヒジュに追いついたギボムだったが、ヒジュは薄暗い森の中でポツンと設置されていたブランコをこいでいた。ヒジュの謎の行動に困惑するギボム。

ギボムはヒジュに「お前が犯した殺人まで俺のせいになっている。警察に自分がした事を話せ」と言うが、ヒジュは拒否する。

ギボムの前でブランコをこぎながら「あなたも私も、人を殺した。だから、罪を償わなくてはいけない」とつぶやく。

ヒジュが首に巻いていた分厚いマフラーをとると、その首にはミンスにしたのと同じ首輪がはめてあった。首輪の鎖は、ブランコを吊るしている部分につながっている。

ヒジュはブランコを力一杯漕ぎ、両手を離した。鎖はヒジュの体のすべてを支え、宙づりになったヒジュは動かなくなった。

自殺したヒジュを目の前にし、呆然とするギボム。駆けつけた警察により彼は身柄を拘束され、今度こそ彼は複数の人間を殺した殺人犯として裁判長に極刑を言い渡されるのであった。

「悪が勝つための条件はただ一つ。善良な人が何もしないこと」

薄暗い空の下で、デヨンは生前、ヒジュが自分に言った言葉を思い出していた。

少女は悪魔を待ちわびての感想

全体的にさらさらっと見れた韓国映画。父親を殺された少女、ムショから出てきた連続殺人犯、もう一人の殺人犯、警察。

それぞれが自分たちの正義を信じながら動いていくわけですが、主人公のヒジュがとにかく賢い。

自分がギボムより先にミンスを殺すことでギボムがどう動くか、全てを計算しながら動いている。

ただ「え、これはどうなの?」と思った部分が二つあった。一つは「ミンスの死体をどうやってヒジュがギボムの部屋に運んだのか」

ミンスはそこまで大柄な男性ではないですが、小柄な女性のヒジュがどうやってラップで巻かれてるミンスをギボムの部屋に運んだのかは謎。男性でも、目撃者に見つからずに部屋に男の死体を運ぶのは無理だと思う。

もう一つは、その部屋でヒジュがギボムの第三腰椎を刺して動けなくするんですが、ギボムの体の回復が早い。

警察の追ってから走り回るギボムをみて「第三腰椎大丈夫?第三腰椎大丈夫?」ってずっと思ってた。

ギボムさん体がりっがりなんだもん。そのせいか、ナイフないとすっごい弱かった。

警察と戦う事になった時ポイポイ投げられてて「弱いな」と思ってた。そこが彼の魅力なのかもしれません(後付け感)

結果的にすべての殺人をギボムの罪にすることでヒジュの15年越しの復讐は幕を閉じました。

しかし、自分の犯した罪の償いをするために、彼女は最後に自らの手で命を絶つ。

とにかくヒジュちゃんが優しい子で、何でこんないい子がこんな目にあわなきゃいけないんだと思ってずっと観てました。

でも彼女が死んだことで、今度は班長のデヨンが一人きりになってしまった。結局断ち切れない負の連鎖。

矛盾はあったけど、面白いと感じた映画でした。番組最後の音楽と、エンディングで流れる歌が切なくて映画に合ってた。

WOWOWでは10/26(水)深夜1:00にも放送されますので、見逃してしまった方はチェックしてみてください☆

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